
Sanae
Yoshida
pianist

吉田 紗苗 ピアニスト
現在活動の拠点をノルウェーオスロにおき、古典から現代音楽まで幅広いレパートリーで、ソリスト、室内楽奏者、アンサンブル・ピアニストとしてノルウェーを中心にヨーロッパ各地で活動している。多くのノルウェーおよび国際的な作曲家と協働し、これまでに多数の新作初演を行ってきた。
2025年には、ノルウェー作曲家協会がその年もっとも顕著な活動を行った演奏家に贈る「年間最優秀演奏家賞」に選出され、ノルウェー現代音楽界を代表するピアニストの一人として高い評価を受けている。
2017年よりノルウェー国立音楽大学/ノルウェー芸術研究プログラムの演奏博士課程フェローとして、「Mi(my)crotonal Piano」プロジェクトに取り組み、微分音ピアノによるアコースティック・ピアノの音色の拡張と、その文化的・社会的・政治的な意味を探求した。同プロジェクトにおいては、独創性と社会的な意義の高さが評価され、2025年に芸術博士号(artistic PhD)を取得。プロジェクトと並行して、スタインウェイ・ノルウェーのギスレ・ドウス氏のもとで微分音ピアノ調律の研鑽も積む。
近年は現代音楽の演奏を重点にしつつ、ジャンルを問わず様々な活動を展開している。 Ensemble Ernst及び自身が立ち上げたEnsemble Temporumの専属ピアニスト。
2025年からは、鍵盤楽器奏者×2と打楽器奏者×2によるグループ Ugelvik/Yoshida/Torrence/Stene の一員でもある。
これまでにノルウェー放送管弦楽団、ベルゲンフィル、バラット=ドゥーエシンフォニーオーケストラ等と共演。
2024年現在メイン演奏家として参加しているCDは現在販売準備中のものも含め7枚。
・「モンラード・ヨハンセン室内楽」 Simax (2017年度ノルウェーグラミー賞クラシック部門ノミネート)
「徹底的に素晴らしいリリースだ」(Klassisk Musikkmagasin)
・「ハルフダン・クレーヴェ室内楽」 Simax
「吉田紗苗はなんてピアニストなんだ!
彼女はここでのベースラインだ。」(Klassekampen 2018/10/29)
・「オイヴィン・メーラン ソロ・室内楽現代音楽」 LAWO
「Stine Janvin Motlandと吉田紗苗は、Øyvind Mælandの精巧に作られたコンポ ジションに欠かせない存在だ」(Morgenbladet 2017/11/03)
・ソロCD 「My Microtonal Piano」LAWO (BBCミュージックマガジン2024/04 「今月の一枚」選出)
「美しく、勇敢な新世界。
これは素晴らしい想像力と大胆さを備えたディスクであり、
吉田氏はあらゆる賞賛に値する。」(BBCミュージックマガジン 2024/04)
・「Helge Iberg 二台ピアノ作品」 LAWO
・「Ness ピアノ協奏曲」 LAWO (ノルウェー作曲家協会より2022年度最優秀作品賞受賞)
・「Magne Hegdal: Ars et Vita」 AURORA
北海道出身。青村理恵子氏のもとでピアノを習い始める。
桐朋学園大学音楽学部にて三上桂子教授に師事。
その後ノルウェー政府給費留学生としてノルウェーに渡り、バラット=ドゥーエ音楽学校 でイジー・フリンカ教授、スタヴァンゲル大学にてホーコン・アウストボー教授に師事。